【デメリット多め】大企業メーカの子会社へ就職を検討している人へ伝えたいこと

仕事

こんにちわ。コッジです。

就職先を検討している人
就職先を検討している人

大企業への就職って難易度が高そうだし、入社してからも仕事についていけるか不安だな。

グループ企業への入社だったら狙えそうな気がするな。

グループ会社への勤務のメリットやデメリットが知りたい。

こんな疑問に、大企業メーカの子会社勤務5年目の僕が答えます。

子会社と言えど親会社に引けを取らない売り上げや、給与が同水準であったりする会社もあります。

この記事でわかること

  • 大企業メーカの子会社で働くメリット・デメリット
  • 大企業メーカの子会社を就職先の選択肢とするタイミングについて
  • まずは大企業(親会社)への就職を優先した方が良い

子会社への就職を検討されている方の参考になれば幸いです。

お付き合いよろしくお願いいたしますm(_ _)m

大企業メーカの子会社で働くメリット・デメリット

メリット、デメリット両方を考える画像

子会社で働くメリットとデメリットを紹介します。

求人票などには魅力に満ち溢れた内容が記載してありますが、デメリットも把握しておくことが重要です。

子会社で働くメリット

子会社で働くメリットは以下です。

子会社で働くメリット
  • 経営が安定している
  • 福利厚生の水準が高い
  • 社会的信用度が高い

経営が安定している

子会社は、親会社の事業全体の一端を担っています。

親会社の顧客、親会社を顧客として、安定的に仕事を受注することができます。

子会社のホームページやリクナビなどの企業のページを見ると、「成り立ち」や「企業の歴史」などが記載されています。

子会社が創設されたきっかけが、親会社からの分社化である場合は、事業が育ってきたため独立させたものです。

元々力を入れてやっていた事業であることと、親会社のブランドを使用すること、困ったときには親会社から支援を受けることができるため、子会社の経営は安定しています。

福利厚生の水準が高い

親会社に準じた福利厚生が完備されています。

求人票の福利厚生という欄を見ると、同規模の企業よりも充実した内容になっていることが多いです。

コッジ
コッジ

僕が個人的に気に入っているのは、カフェテリアプランです。

毎年ポイントが付与されて、旅行に使ったり買い物に使ったりと自由に使える点が気に入っています。

他にも会社が提携しているレジャー施設やサービスなどがあれば、旅行やレジャー施設、飲食店の割引券などがもらえて家族で安くお得に楽しむことができます。

求人票を見る際には是非チェックしてみてください。

社会的信用度が高い

大企業は大きな組織、多くの人が働く環境下に勤めていることから、一般常識や社会的ルールを守る能力が備わっていると判断されやすいです。

親会社の社会的信用度は子会社のも大きく影響します。

子会社は収入も安定して得ることができるので、住宅ローンの審査にも通りやすいです。

コッジ
コッジ

住宅の購入までは至りませんでしたが、住宅ローンの審査を受けた際には1日経過した時点で審査に受かった経験があります。

法令順守意識の高さやコンプライアンス、ハラスメント教育なども頻繁に行っている点も良い点だと思っています。

企業は不祥事を起こしてしまうと、自社ブランドの低下を招き、売り上げの減少、資金繰りが厳しくなるといったことが考えられます。

こうした取り組みなどもしているため、社会的信用度が高いです。

子会社で働くデメリット

子会社で働くデメリットは以下です。

子会社で働くデメリット
  • 会社の方針は親会社次第
  • 出世の限界がある
  • 給与は親会社には到底及ばない
  • 仕事のスキルは親会社と同等レベルが求められる
  • 親会社に見捨てられるリスクがある

会社の方針は親会社が決める

メリットでも書いた経営が安定しているの裏返しにもなりますが、子会社の方針は親会社が決めています。

完全子会社(出資比率100%)ではなく、グループ会社(出資比率50%以上)であっても、親会社に支配されているため、自由な意思決定はできません。

不採算事業があったとしても、簡単に辞めることもできません。

親会社にお伺いを立てて、決済を受けない限りは自分たちの判断で経営に関わる判断を下すことはできません。

出世の限界がある

その会社のグループ内での立ち位置にもよるかもしれませんが、出世には限界があります。

プロパー社員は社長にはなれません。

社長は親会社からやってきます。

社長だけではなく、部署にもよるでしょうが、管理職が全員親会社からの出向者ってこともあり得ます。

そうなると、新卒で入社した会社の限界が係長止まりってこともあり得るかもしれません。

給与は親会社には到底及ばない

仕事の要求レベルは、親会社と同等、それ以上を求めらえる場合もあります。

しかし、給与はどんなに頑張っても親会社の7~8割が限界です。

そもそもの給与設定(基本給)が親会社よりも低く設定されていて、昇給幅や役職手当の金額も低いためです。

子会社が複数ある場合

子会社の給与が、皆同じくらいの給与設定だと思われるかもしれませんが、そうではありません。

それぞれの企業で給与設定が違い、ボーナスもそれぞれの企業の業績により決まります。

子会社の中でも給与が高めの会社を選ぶポイントとしては、事業内容、作っている製品の将来性があるのかといったことをチェックすることをオススメします。

仕事のスキルは親会社と同等レベルが求められる

上でも書きましたが、仕事の要求レベルは親会社と同等レベルが求められます。

なぜなら、仕事の指示、意思決定は親会社の人間がするからです。

そして、新製品の開発や設備の投資をする際には、親会社に審議をしてもらい、そこで指摘や指導があった場合は対応が必要になります。

親会社に見捨てられるリスクがある

書き方は悪いですが、子会社は売られるリスクがあります。

親会社の経営が悪化、事業の見直し、売却益を得るためなど、多くの要因が存在します。

長く勤めている人はその意識が薄いように感じていますが、何が起こるかわからないのが現実です。

大企業メーカの子会社を就職先の選択肢とするタイミングについて

パソコンとスマホのイメージ図

子会社を就職先の選択肢として考えるタイミングは以下です。

子会社を就職先の選択肢として考えるタイミング
  • 大企業の選考に落ちた場合
  • 就活の最初から考えておくが志望度は低め

順番に解説していきます。

大企業の選考に落ちた場合

自分が入りたいと思える大企業全てに落ちてから、子会社は選択肢として考えても遅くはないです。

理由は、景気に左右されるところではありますが、人は辞めるし、在籍人数が多いため定年を迎える人も多くいます。

欠員を埋めるためにも新卒者を多く採用したり、転職者を複数人採用するような募集をかけています。

まずは、大企業へ数打てば当たるの精神で挑戦してダメだった時に子会社を選択肢とすれば良いですよ。

これから転職を検討される人はこちらの記事も参考にしてみてください。

就活の最初から考えておくが志望度は低め

就活を開始し、最初に企業へ応募する段階で、子会社にも応募しておきます。

しかし、この時点では大企業を中心にして、応募する全社の中の数パーセントにしておくことが良いです。

親会社(大企業)の規模が大きければ、その分子会社の数も多くなります。

大企業の説明会や選考が進み、例え落ちてしまったとしても、採用試験を受けたことで、感じ取った印象や企業についての知識がついているので、受ける子会社の選択、採用試験への対策が練りやすいです。

まとめ:まずは大企業(親会社)への就職を優先した方が良い

この記事では子会社で働くことを検討している方向けに以下を解説しました。

  • 大企業メーカの子会社で働くメリット・デメリット
  • 大企業メーカの子会社を就職先の選択肢とするタイミングについて
  • まずは大企業(親会社)への就職を優先した方が良い

実際に大企業メーカの子会社で働いている僕が伝えたかったことをまとめると「まずは大企業への就職を優先した方が良い」です。

子会社で働くメリットもありますが、やはり全てにおいて、親会社に比べれば見劣りします。

入社できるチャンスや可能性が少しでもあるならば、大企業の採用試験にチャレンジしてください。

チャレンジしたけど、ダメだった時に子会社への就職を目指せば良いだけで、失うものはチャレンジした時間のみです。

誰に迷惑をかけるわけでもないので、当たって砕けろの精神で挑みましょう。

以上参考になれば幸いです。

それでは!

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