こんにちわ。コッジです。
私事ですが、またしても株式投資で失敗してしまいました。
失敗内容はタイトルにもある通り、株を買いたいときに資金余力が無く買うことができませんでした。

本当に悔しくて悲しくて、趣味である株価チェックを3日間辞めました
悔しすぎたので、自分の為にこの失敗経験を備忘録として残そうと思います。
この記事の内容
- 株を買いたいときに買うことが無かった失敗談
- 失敗から今後どうするか
それではお付き合いよろしくお願いいたしますm(_ _)m
1回目の失敗談はこちらです↓興味がある方は読んでみてください。
9月末に悔しい思いを押し殺して書いた運用実績はこちらです↓
買えなかった期間に買いたかった株
僕が悔しい思いをした時期は、先月2022年9月末~10月初旬にかけての数日間でした。
チャートで表すと以下のようになります。

9月26日に株価が下落し、その後10月3日に底値を付けるまで良い感じに下がり続けました。
この下げは、僕が待ち望んでいた株を安く買うことができる絶好のチャンスでした。
そんな中、見ていることしかできず無慮感でいっぱいでした。
下落タイミングで購入したかった株
絶好の下落タイミングで特に書いたかった株をいくつか紹介します。
8001 伊藤忠商事
累進配当銘柄であり、配当利回りを見ても3.5%付近でも割安だと考えていましたが、この一時的な下落期間では3,400円台まで下落しました。
配当利回りは3.7%程度まで上昇しました。

ここ最近1番買い進めていた株だったので、買えなくてとにかく悔しい限りです。
8306 三菱UFJフィナンシャルグループ
累進配当銘柄であり、日本一の銀行です。
過去の配当利回りを見ると4%半ばが平均ですが、今回5%程度まで上昇しました。
僕が株式投資を始めてから、5%付近までの上昇は無かったことと、銀行株の比率を増やしたいと思っていたため残念です。
4042 東ソー
最近の株価を見ると、1,700~1,900円の間で推移していましたが、1,600を切るところまで下落し、配当利回りは5%程度まで上昇しました。
配当利回り5%付近であれば、コロナショック時と同水準のため、かなり割安感が高まった時に購入できたと思うと、悲しい限りです。
9303 住友倉庫
2,000円前後のタイミングで2株買って以降、株価が上昇してしばらく買えない期間が続いていましたが、一時期2,000円を切り、配当利回り5%まで上昇していました。
比率がかなり低い倉庫・運送業セクターの為、買い増ししたかったですね。
株を買いたいときに買えなかった失敗談
買えなかった失敗談お前に僕の収入について簡単に説明しておきます。
- 妻(8月からパートを開始)と1歳半になる子供と3人暮らし
- 収入源は会社員の僕の給料、ポイ活で獲得したポイントのみ
- 僕の年収はザックリ500万程度
※残業とボーナスで年収はかなり変動します。
こんな感じのどこにでもいるのかはわかりませんが、ごく普通のサラリーマンです。
どこにでもいる普通のサラリーマンの失敗として認識していただければと思います。
株を買えなかった理由は余力を残せていなかったこととその理由
失敗の内容は、買い付け余力を残せていなかったことです。
その理由は以下です。
- 投資資金への慢心があった
- 株価が下がらないと決めつけ、買い急いで投資を行ってしまっていた
順番に解説していきます。
投資資金への慢心があった
2021年4月に投資を始め、コツコツ株を買い始めました。
それから1年が立ち2022年8月くらいに買い付け余力はだいぶ少なくなっていました。
翌月の9月には追加しようと思っていましたが、家族の賛同が得られず高配当株への追加投資は一旦ストップという形になりました。
家族とは妻のことですが、お互いに気持ちよく投資が行えるように納得したうえで行わないと夫婦仲に亀裂が生じたり、険悪な状態だと子供に伝わってしまうといった恐れがあります。
今回の失敗原因の1つ目は、僕が自分勝手に「買い付け余力が無くなったら追加すればいいや」と安易に思いガンガン株を買っていたことにあると思っています。

今まで投資した金額は、妻とは話し合って行いました。
追加でどれくらい追加投資するかを、家計を共にする家族ときちんと話し合っておくことの重要性を再認識しました。
今後、家族と話し合ってどのようにするか決めたいと思います。
皆様も家族がいらっしゃる方は、しっかり話し合ってから行いましょう。
まだ独身の方は、自分の手元にどの程度現金を残して、いくら投資に回すか考え、投資を行ってください。
株価が下がらないと決めつけ、買い急いで投資を行ってしまっていた

僕は○○ショックと呼ばれる株価の大暴落を経験したことがありません。
僕が投資を始めて以降、日経平均株価は27,000~30,000円の間で上がったり下がったりしていて、27,000円より下がるタイミングも限られていました。
株を始め、毎日株価をチェックすることが日課となってからわかったことですが、思ったよりも株は上がったり下がったりしないものだと知りました。
高配当株投資は、株価が下がり利回りが高まったタイミングで購入することでリターンを大きく得ることができます。
ですが株を購入しないと配当金を貰うことができません。
そんな葛藤がある中、受取配当金を増やしたいため、株価が大して下がっていないタイミングで株を買い急いでしまった感を強く感じています。
投資を始める以前の株価は、チャート上では見たことがありますが、毎日実際にどの程度下落していたか経験していないため、下がっても多少だろうと決めつけてしまったことが2つ目の原因だと思っています。
今回の失敗から今後はどうするか
自分の投資資金が限られているので、最大限その資金を生かすには、投資するタイミングを厳しく設定する必要があると考えます。
具体的なことを言うと、投資指標を使って自分が買っても良いと思う値を下回る、上回った時に買うというものです。
こんな感じで目安となる基準を考えてみます。
- 【日経平均株価】PBR・・・1.1倍以下
- 【個別株】配当利回り・・・過去平均、またはコロナショック時と比較してどうか
それぞれ理由を書いていきます。
【日経平均株価】PBR・・・1.1倍以下
株式投資の指標でPBR(株価純資産倍率)というものがあります。
似ている指標でPERというものがありますがわかりやすく言うと
- PER・・・期待値を表す指標
- PBR・・・割安度を表す指標
PBRは1倍を下回ると「割安」と判断されます。
個別株ではPBRが1倍を下回っている企業も結構ありますよね。(例・・・商社株など)
しかし、日経平均株価のPBRは余程の暴落でない限りは1倍を下回りません。

上のチャートを見てもらうとわかる通り、過去10年程度を見てもPBRが1倍を下回ったのは、株をやっていない人でも聞いたことがあるような出来事が起きるタイミングのみです。
PBRが1倍に近づく=市場全体の株価が下がり、割安タイミングと判断できます。
1倍を下回るたイニングを待つのは僕にはできないので、1倍にかなり近づく1.1倍という値を目安にしようと考えました。
【個別株】配当利回り・・・過去平均、またはコロナショック時と比較してどうか
次に設定した基準は、配当利回りです。
配当利回りに関してはわかりやすく、株価が下がれば利回りも上がります。
しかし、「株価がどこまで下がれば買うか」を考えるのは難しいですよね。
購入基準の設定に重要なのは、過去と比較すること+累進配当を方針としているかです。
※累進配当とは、減配せず配当金額は維持、業績が良ければ増配するというものです。
例として僕が考える購入基準の例として、三菱商事を具体例として挙げてみたいと思います。

過去3年間の配当利回りの推移を見ると、コロナショック以前でも4.5%付近で推移していました。
そしてコロナショックが起きた2020年3月に株価の下落+決算で増配を発表したことにより6%程度まで高まっていたことがわかります。
このチャートから見ても、今の利回りは利回りだけを考えるなら物足りない水準で、最低でもコロナショック以前の4.5%を買い基準に設定したいと考えます。
2022年10月時点での1株配当は150円なので、利回り4.5%だと株価は3,333円ですね。
あくまで目安なので、資金に余裕がある又は他の指標や業績を見て、今の株価・利回りで納得できるなら購入するのはアリだと思います。

今の三菱商事の株価を考えると、利回り4.5%の3,333円までの下落は考えにずらいですが、基準を下げたとしても4%は欲しいですね。
僕は購入資金が潤沢では無いので、次の暴落が来るその時まで待ちたいと思います。
一生買えないかもしれませんが(笑)
まとめ
僕の2回目の失敗談と今後どうするかについて、長々と書いてきました。
改めてまとめます。
失敗は株を買いたいときに買い付け余力が無くて、買うことができなかったことで、その理由は
- 投資資金への慢心があった
- 株価が下がらないと決めつけ、買い急いでしまった
この失敗に対して今後は以下の基準で買い時を考えていきます。
- 【日経平均株価】PBR・・・1.1倍以下
- 【個別株】配当利回り・・・過去平均、またはコロナショック時と比較してどうか
弱小であるが故に投資について考える機会が増え前向きな失敗だと自分に言い聞かせていこうと思います(笑)
めちゃくちゃ悔しい思いをしましたが(笑)
投資の知識を得られる本
これから投資を始めようとしている人、すでに始めて知識を深めたいという方は本を手に取って読んでみるのも1つの手段です。
本を読むことのメリットは以下2点です。
- 失敗リスクを下げることができる
- 自分の投資に対する考え方を身につけることができる
自分の投資スタイルを確立することで、リターンも大きく得られるようになると思います。
最後に僕のオススメ本を2冊紹介してこの記事を終わりにします。
オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!

毎月の運用実績でも紹介していますが、これ1冊で必要な知識、投資に対する考え方、企業の選び方がわかりやすく網羅されています。(3時間くらいで読破できました。)
具体的な銘柄も紹介されており、それぞれの銘柄の分析した内容が書かれています。
僕の購入している銘柄の中でも、実際に本で紹介されている銘柄が多くあり、めちゃくちゃ参考になっています。
大事なところは、すでに赤線が引かれているので、読み返すときには重要なところが一目でわかります。
筆者の方は最大-600万もの含み益を抱えた失敗談、リーマンショック、東日本大震災、直近ではコロナショックも経験しており、暴落に対する考え方・特に投資初心者が株式投資から退場しないためにはどうすればよいかといった内容が特に勉強になります。
また、投資を始める時には見たこともない指標も多くあり、全部覚えなきゃいけないのか…とうんざりした気持ちになりますが、この本では重要な指標は絞って、最初はこれだけ覚えればいいと優しく解説してくれています。(PER、PBR、配当利回りなどです)

本当に読みやすく、今まで見てきた投資系のブログ、動画と比べてダントツでわかりやすいので、くどいようですが、毎回運用実績記事でオススメしてます。
本屋で見かけたり、kindleで安く読めるタイミングがあれば、冒頭だけでも読んでみてください。
漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則

完全な投資本とは違いますが、漫画版のバビロン大富豪の教えです。
株の分析やチャート分析といった内容ではありません。
投資の必要性、お金の使い方について改めて考えることができる本です。(漫画なのでゆっくり読んでも2時間かからないくらいでした)
漫画版をオススメする理由は、僕が投資を始める前に活字版を読んだのですが、漫画好きな僕にとってはこちらの方が断然読みやすく、読み返すなら漫画版が良いと思ったからです。(好みですね)
ストーリに関しては、貧乏な学者がバビロンの教えを実践して最終的にはお金持ちになる様子も描かれていますが、そこは漫画なので話がうまくいきすぎているように感じましたが、バビロンの教え自体は活字本と同じ内容が漫画で描かれているので問題ありません。
バビロンの教えは7つありますが、その中でも僕が改めて大事だと感じたことを抜粋すると
- 収入の10分の1を貯蓄する
- 蓄えたお金に働かせること
- 危険や敵からお金を守ること
これらの内容は自分の生活に当てはめて想像しやすかったので、頭に残っています。

社会人になったとき、もしくは学生時代にこの本を読めていればよかったなと思っています。
知識を得て、仕事をして収入を得る。
得た収入を新たな知識を得るためやスキルを身に着けることに使う。
そして得られたお金の一部を貯蓄・投資へ回して働かせ、含み益もしくは配当でリターンを得る。
これらを繰り返すことでお金が増え、自分のスキルを上げ続けることができる良い循環が生まれるのかと思います。

実践することは難しいですが、コツコツやれば積もり積もって良い方向に向かうと思います!
(自分に言い聞かせております(笑))
1冊目と同じく、本屋で見かけたりしたら、是非手に取ってみてくださいね。
最後は失敗談とはそれてしまいましたが、失敗を防ぐことは、知識を付け・考え方・投資スタイルを確立することで失敗する確率を下げることはできると思います。
あまり本を読まない僕ですが、紹介した本はスラスラ読破できましたので、普段本を良まない人でも読みやすいと思います。
今後も投資の勉強を続け、株式市場から退場しないよう心掛けていこうと思います。
それでは!
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