工場の仕事内容とメリット・デメリットを紹介

仕事

こんにちわ、コッジです。

工場勤務に<br>興味がある人
工場勤務に
興味がある人

工場勤務に挑戦しようと思っているので、どんな仕事をするのか知っておきたい

こんな方向けに、製造業で7年間働いている僕が、工場での仕事内容と工場勤務のメリット・デメリットを紹介します。

この記事の内容は以下です。

  • 工場での仕事内容
  • 工場勤務のメリット
  • 工場勤務のデメリット

これから工場勤務へ挑戦する方々への参考となれば幸いです。

工場の仕事内容

工場での仕事というと、手で製品をひたすら組立続けることをイメージする人も多いと思いますが、
実際はそうではなくて、いろいろな工程があります。

作っている製品によって工程が微妙に違ったり、不足していたりする場合もあると思いますが、大きな流れは以下です。

工場の仕事の流れ
  1. 材料、部品の受け入れ
  2. 受け入れた材料や部品の検査
  3. 部品の加工、製品の組立
  4. 製品の出荷前の検査
  5. 社内での材料、部品、製品の運搬
  6. 出荷作業

求人に記載してある内容から配属されるのは上記1~6のいずれかに分類できると思います。

1つずつ解説していきます。

材料、部品の受け入れ

工場でモノを作るための元となる材料や、社内で使う部品の受け入れをします。

大きな鉄鋼系の材料や液体系、小さな部品など会社によって様々です。

発注した内容(数、型番など)と間違いがないか確認をします。

最近では、QRコードを読み取って受け入れチェックをしている会社も多いのではないでしょうか。

スマホでQRコードを読み取るやり方と同じなので初心者の方でも簡単ですよ!

受け入れた材料、部品の検査

発注した材料や部品が、求めている寸法や性能を満たしているか検査をします。

基本的には、材料や部品に同封されている検査成績書などがあるため、やっている会社もあればやっていない会社もあると思います。

検査といっても、難しいものではなく、測定個所と測定方法もマニュアル化されている場合が多いので、初心者の方でも数回やれば簡単にできるようになると思います。

自動で測定してくれる機器が導入されている会社もあるので、測定した結果を記入したり、データで打ち込んだりすれば良いだけといったこともあるので、難しい作業はあまりないと思います。

部品の加工、製品の組立

多くの人がイメージしている工程だと思います。

機械を使って、部品を加工したり製品を組み立てを行います。

作っている製品によって手作業で行う場合と機械を使う場合があり、手順書なども整備されていることが多いです。

慣れないうちはしっかり手順書をしっかり読んで、教えてもらった手順で作業を行えば作業も早く行えるようになるので初心者の方でも安心して行えます!

製品の出荷前の検査

組みあがった製品を出荷する前に検査を行います。

寸法を測定したり、検査装置を使って機能を満たしているか検査を行います。

この工程もマニュアルが整備されている場合が多いので、検査する項目に沿ってマニュアル通りに検査を行いましょう。

社内での材料、部品、製品の運搬

工場に入荷した材料をや部品を所定の場所へ運搬、完成した製品を出荷場まで運搬を行います。

この工程は、工場勤務の中でも一番体力が必要になります。

運搬方法としては、いろいろあります。

工場内での床上クレーンを使用したり、台車に乗せて運んだり、けん引車というスクータのようなもので運搬したりと様々です。

出荷作業

完成した製品を出荷するための作業になります。

フォークリフトを使ったり、クレーンを使って行う場合が多いので、手作業で積むといったことは少ないです。

工場勤務のメリット

工場勤務におけるメリットを僕の経験も含め解説していきます。

仕事内容がマニュアル化されている

工場での仕事の流れでも書きましたが、仕事内容は作業であり多くがマニュアル化されています。

この理由は、工場の運営において重要なのが「誰がどの作業をしても一定の品質を保つこと」です。

なので、人が入れ替わったりした場合でも工場を安定稼働できるような仕組みとして、多くの工程でマニュアルが作られており、初心者の人でも挑戦しやすい環境となっています。

そして、マニュアル等がきちんと整備されている環境で働くには、大手企業を選ぶことが重要です。

組織が大きい為、管理がしやすい仕組み作りができているので、マニュアルなどの整備はしっかり行われています。

資格が取れる・補助金・手当がつく

会社が資格取得のため、補助金を出してくれます。(全額出してくれる場合もあり)
また、持っているだけで資格手当がもらえる会社もあります。

資格は1回取れば一生モノであり、自分の市場価値が高まります。

僕も持っていますが、フォークリフトやクレーン、玉掛けの資格は工場勤務において非常に有利となります。

また、電気工事士や危険物といった資格を持っていないとなれない専門職もあります。

もしも最初に入社した工場が自分に合わず、辞めたくなった場合でも、資格を持っていれば次の仕事を探すときにも有利になります。

採用する側も、資格を持っていない人よりも、すでに持っている人を採用したいからです。

安定した収入を得られる

工場勤務に挑戦する人で安定した収入を得たいからと考える人は多いのではないでしょうか。

工場勤務は安定した収入を得られます。

年間の工場稼働日数も決まっており、製造業は賞与が多くもらえる会社が多いです。

製造業では年功序列の給与基準が設定されていることが多い為、長く勤めれば給与も上がっていきます。

工場勤務のデメリット

仕事には、残念ながらデメリットが存在します。以下で解説していきます。

交代勤務

代表的な勤務形態として、2交代や3交代といったものがあります。

昼勤と夜勤を行う形態です。

  • 2交代・・・1週間昼勤を行った場合、次の週は夜勤を行うというものです。
  • 3交代・・・昼勤と夜勤の中間に勤務時間が追加されます。

工場勤務がしんどいというのは交代勤務があるからです。

生活リズムが乱れ、体内時計がくるってしまうからです。

ただし、交代勤務を行う場合は、手当がつくので収入がかなり増えます。

交代勤務がない求人もあるので、自分の体と相談して応募することをオススメします。

単純作業に飽きてしまう

仕事内容が誰でも行える作業を行うため、毎日同じことの繰り返しになります。

頭を使う仕事、刺激がある仕事がしたいという方には不向きかもしれません。

しかし、マシンオペレータなどの仕事は単純作業ではなく、手順書に記載されていない対応も必要になる場合があるため毎日同じことの繰り返し作業というわけではないです。

求人に応募する前に仕事内容を確認して、面接の際には一日の流れや仕事内容について質問して、続けられそうかどうか判断することをオススメします。

体力が必要

工場での仕事の流れでも書きましたが、運搬作業では体力が必要になります。

しかし、運搬作業だけではなく、製造ラインのオペレータなどは体力が必要になります。

製造ラインは短いものから何十メートルもある長いものもあるので、部品、材料の補充、復旧作業などで移動しっぱなしということもあります。

また、自動車の生産ラインなどでは正確性と素早い作業が求められるので、体力と集中力が必要です。

コッジ
コッジ

前職で自動車の組立工場に行ったことがあるのですが、作業員の方たちは相当大変そうでした

まとめ

工場の仕事内容とメリット・デメリットを紹介しました。

工場勤務は未経験の方でも挑戦しやすく、収入面などにおいてもメリットは多いです。

しかし、デメリットもあるので、求人の仕事内容をよく見て、わからないことは面接で聞いたうえで入社るか判断することが大事ですね。

この記事を読んでくれた方の参考になれば幸いです。

それでは!


コメント

タイトルとURLをコピーしました