初の株売却の理由と購入欲望が爆発した日本株の運用実績【2022年8月】

初の株売却の理由と購入欲望が爆発した日本株の運用実績 【2022年8月】 ライフスタイル
初の株売却の理由と購入欲望が爆発した日本株の運用実績 【2022年8月】

こんにちわ。コッジです。

2021年4月にネオモバで日本株の高配当株への投資を始め1年4か月が過ぎました。

8月は「暑い…お盆休み終わらないで…」って言葉しか出てこなかったです。

そんな8月でしたが、株欲しい欲しい病が発症し、いつもよりも多く株を購入したと同時に、投資を始めてから始めて株を売却しました。

初めての株売で失敗したなと感じたことを書いていきます。

この記事では、2022年8月の日本株ポートフォリオと運用実績、配当金、株の売却について紹介していきます。

コッジ
コッジ

備忘録として残しておくことが大部分の目的ですが、読んでくださる方の参考になれば幸いです。

この記事の内容とわかること

  • 購入している銘柄
  • 2022年8月末時点での運用実績
  • 1月で購入した株数
  • 投資金額の月の変動
  • 少額投資1年4ヵ月時点での受取配当実績
  • ネオモバでの株の売却方法
  • 株を売却した理由

投資を始め、1年立った2022年3月から記録として残し始めました。
興味がある方はご覧いただけると嬉しいです。

先月(2022年7月)はこちらです↓

これから株を始める人、すでに始めている人の参考になれば幸いです。

※銘柄を公開していますが、購入を推奨しているわけではありません。
 銘柄の紹介している内容に関しては、僕の勝手な考えです。
 投資をする際にはご自身の判断でお願いいたします。

お付き合いよろしくお願いいたしますm(_ _)m

2022年8月の運用実績

2022年8月31日時点での運用実績は以下です。

評価額は2022年8月31日終値の値です。

  • (参考)日経平均株価:28,091円(前月比:+289円
  • 投資評価額:1,078,702円(前月比:+186,594円)
  • 投資金額:972,142円(前月比:+167,321円)
  • 損益:+106,560円(投資評価額-投資金額)
  • 損益率:+10.96%( (投資評価額÷投資金額)-1)

損益をグラフで表示すると以下のようになります。

2022年8月の投資金額と損益率
2022年8月の投資金額と損益率

8月終わりにかけて株価が上昇した結果、含み益は過去最高を更新しました。

と言っても、先月比+0.11%でしたが。

2022年8月に購入した株

今月は投資を開始してから、始めて株を売却しましたが、まずは今月購入した株から紹介していきます。

2022年8月に買った株
2022年8月に買った株

先月(22年7月)は11銘柄に新規投資しましたが、今月はそれを上回り12銘柄に新規投資しました。

それに加え、買い増しも行いました。

今月新規で購入した株について紹介していきます。

1381 アクシーズ 配当利回り:3.17%

鶏肉や鶏肉加工食品の製造・販売を手掛けている会社です。

日本ケンタッキーフライドチキンへ鶏肉を供給していることが強みです。

アクシーズの基本情報8/31時点
  • 業種:水産・農林業
  • 株価:2,999円
  • 時価総額:168億5250万円
  • 自己資本比率:87.7%
  • 営業利益率:11.29%(23年予想:5.91%)
  • PER:16.84倍
  • PBR:0.9倍
  • ROE:10.35% (23年予想:5.33%)
  • EPS:345.99円 (23年予想:178.07円)
  • 配当金(予定):95円(2010年:12.5円から7.6倍)

水産・農林業への初となる投資です。

財務は鉄壁で、自己資本比率は2008年の59%から2022年にかけて28.7%も向上しており、ほぼ無借金に近い経営です。

売り上げは右肩上がり、営業利益率は2015年~2022年までは10~16%、ROEも10~18%と高い水準を維持していましたが、2023年は、ROE、営業利益率、EPSの低下といった厳しい状況になると予想されています。

理由は飼料原料価格の大幅の高騰、人件費の高騰が要因とされています。

しかし、会社としては取引量の増加と生産効率の改善により売り上げは伸びています。

今後、飼料原料価格も高止まり、購入側としては嬉しくないですが値上げなども実施していく未来があるのであれば、営業利益率、EPS等も戻るのではないかと思い、投資をしました。

コッジ
コッジ

予想はするけど、未来はわからない…

投資をするときは十分に検討し自分で決断し悔いのないよう行いましょう。

1925 大和ハウス工業 配当利回り:4.15%

今もCMでやっているのかわかりませんが、「大和ハウチュ」という嚙んじゃったが印象に残っているダイワハウス工業です。古いですかね(笑)

住宅メーカの大手です。

大和ハウス工業の基本情報8/31時点
  • 業種:建設業
  • 株価:3,136円
  • 時価総額:2兆896億円
  • 自己資本比率:36.6%
  • 営業利益率:8.63%(23年予想:7.64%)
  • PER:9.43倍
  • PBR:1.01倍
  • ROE:11.15% (23年予想:10.73%)
  • EPS:343.82円 (23年予想:332.43円)
  • 配当金(予定):130円(2010年:17円から7.6倍)

リーマンショックが起き影響があったであろう数年も赤字は無く、2008年に1兆7千億だった売り上げも23年予想では4兆5800億円になる見込みです。

配当も2010年から減配は無く、12年連続増配しています。

配当性向も35%を目標としているため、株主還元にも積極的かつ、会社のさらなる成長への投資を継続していく方針が感じられます。

3407 旭化成 配当利回り:3.52%

ヘルスケア、住宅、マテリアルと多方面にわたり事業展開している総合科学メーカです。

旭化成の基本情報8/31時点
  • 業種:化学
  • 株価:1,023円
  • 時価総額:1兆4259億円
  • 自己資本比率:50.4%
  • 営業利益率:8.23%(23年予想:7.71%)
  • PER:8.63倍
  • PBR:0.78倍
  • ROE:9.59% (23年予想:9.02%)
  • EPS:116.68円 (23年予想:118.58円)
  • 配当金(予定):36円(2010年:10円から3.6倍)

巨大企業でありながら、自己資本比率は50%と財務優良企業です。

売上高も緩やかに増えていますが、景気敏感業種だけに、EPSは増えたり減ったりしています。

配当は赤字の年も減配は無く、ここ4年間は34円を維持していましたが、2円増配し36円となることが発表されました。

長期投資において、緩やかでも増配してくれる企業は非常に貴重です。

3597 自重堂 配当利回り:4.80%

作業着や医療用の白衣などを製造販売している会社です。

業種は数少ない繊維製品です。

自重堂の基本情報8/31時点
  • 業種:繊維製品
  • 株価:6,250円
  • 時価総額:180億1780万円
  • 自己資本比率:87.5%
  • 営業利益率:13.04%(23年予想:12.64%)
  • PER:11.26倍
  • PBR:0.51倍
  • ROE:8.09% (23年予想:4.57%)
  • EPS:983.41円 (23年予想:555.03円)
  • 配当金(予定):300円(2010年:175円から1.71倍)

株価が6,000円以上のため、時価総額も大きいのかと思いきや180億円台と小ぶりです。

売り上げ、EPSがだいぶ増えたり下がったりと激しいですが、営業利益率は2008年まで遡っても安定して10%程度を維持できています。

自己資本比率も80%を超えていて、配当性向もここ数年は25~55%の範囲であること。

今後大きな成長は難しいかもしれませんが、ニッチな分野で安定した業績が続くのであれば今後も配当金を受け取り続けられると考えています。

4503 アステラス製薬 配当利回り:3.02%

世界70ヵ国以上でビジネスを展開しているグローバル医薬品メーカです。

僕がオススメしている投資本オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!でも紹介されている銘柄です。

アステラス製薬の基本情報8/31時点
  • 業種:医薬品
  • 株価:1,985円
  • 時価総額:3兆6441億円
  • 自己資本比率:62.6%
  • 営業利益率:12.01%(23年予想:18.64%)
  • PER:17.39倍
  • PBR:2.35倍
  • ROE:8.5% (23年予想:13.51%)
  • EPS:67.08円 (23年予想:114.12円)
  • 配当金(予定):60円(2010年:25円から2.4倍)

武田薬品の株を持っていますが、リスク分散も含め、累進配当を医療品銘柄を増やしたかったので今回購入しました。

医療品業種だけあり、営業利益率も10%以上をキープしています。

株主還元に関しても、配当は2013年以降連続増配、毎年の自社株買いも行っているため相当力を入れていることがわかります。

医療品だけあり、期待度も高いため配当利回りが高まるほど株価も下落は期待できないですが、過去の利回りを見ると、3%以上あれば今後の増配も考え、十分購入はアリという判断です。

3%超えるタイミングも過去3年を見ると限られているので、コツコツ買いまして行こうと思います。

4732 ユー・エス・エス 配当利回り:2.74%

自動車オークションの運営を行っている会社です。

ユー・エス・エスの基本情報8/31時点
  • 業種:サービス業
  • 株価:2,464円
  • 時価総額:6332億4800万円
  • 自己資本比率:81.3%
  • 営業利益率:51.02%(23年予想:51.25%)
  • PER:20.08倍
  • PBR:3.41倍
  • ROE:16.54% (23年予想:16.99%)
  • EPS:119.8円 (23年予想:122.72円)
  • 配当金(予定):67.4円(22年連続増配

ニッチな分野で驚異の営業利益率を誇っており、自己資本比率も80%を超える財務鉄壁な企業です。

ROEも安定的に10%を超えています。

何よりも配当金は22年連続増配していて、日本では5位タイです。(2022年8月31日時点)

連続増配していると懸念されるのが、企業の成長が鈍化、配当性向が年々高まり余力が無くなっていき減配・たこ足配当化してしまうことですが、ユー・エス・エスはEPSも年々成長していて2010年から23年にかけて3倍以上に成長しています。

さらに驚くのが、上にも書いた営業利益率ですが、2008年まで振り返ると一番低かったのは2009年の33.91%で、そこからは右肩上がりに良くなって2022年には50%を超える水準となっています。

今後も成長、配当の成長も期待できるので、あとは株価が下がったタイミングで買うことができれば安心して長期保有できます。

4762 エックスネット 配当利回り:2.98%

NTTグループの有価証券管理システムの提供・サービスを行っている会社です。

エックスネットの基本情報8/31時点
  • 業種:情報・通信業
  • 株価:1,008円
  • 時価総額:83億2769万円
  • 自己資本比率:84.6%
  • 営業利益率:17.86%(23年予想:16.35%)
  • PER:14.11倍
  • PBR:1.09倍
  • ROE:9.49% (23年予想:7.75%)
  • EPS:86.95円 (23年予想:71.41円)
  • 配当金(予定):30円(2010年~2022年まで28円を維持)

自己資本比率が高く、営業利益率も15%以上を維持できている優良企業です。

このような財務優良で収益力が高い企業の株を買い集めていきたいですが、買い時が難しいのが難点です。

配当利回りが高い時に購入したい=株価が下がっている時に買いたい」ですが、なかなか下がりません。

一時的にでも株価が下がるタイミングを監視しながら買いまして行きたいと思っています。

6301 コマツ 配当利回り:3.28%

油圧ショベルやブルドーザーなど建設機械事業では日本1位、世界2位を誇るメーカです。

僕がオススメしている投資本オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!でも紹介されている銘柄です。

コマツの基本情報8/31時点
  • 業種:機械
  • 株価:2,930円
  • 時価総額:2兆8513億円
  • 自己資本比率:51.4%
  • 営業利益率:11.31%(23年予想:11.53%)
  • PER:12.26倍
  • PBR:1.13倍
  • ROE:10.08% (23年予想:9.24%)
  • EPS:238.23円 (23年予想:239円)
  • 配当金:96円(2020年、2021年に減配)

機械業のため、日本で1位、世界2位と言えど景気に逆らうことはできませんが、景気が上向きになれば業績も連動し上昇すると予測できます。

2022年3月には売り上げは過去最高を更新、さらには2023年3月の予想では更に最高値を更新し3兆円に達する見込みです。(為替のプラス影響がありますが)

配当に関しては株主還元には積極的で配当性向40%以上を目指すことが宣言されています。

業績に応じ、減配は今後もあるかもしれませんが、世界に無くてはならない企業であるため、長く持ち続けることで、配当金を受け取り続けられると思っています。

コッジ
コッジ

株価が下がったタイミングで買い増しすれば、その後のリターンも大きくなりそうですね。

7466 SPK 配当利回り:3.13%

自動車補修部品および産業車輌(建機・農機・産機)部品を扱う商社です。

SPKの基本情報8/31時点
  • 業種:卸売業
  • 株価:1,404円
  • 時価総額:146億7713万円
  • 自己資本比率:67.4%
  • 営業利益率:4.27%(23年予想:4.34%)
  • PER:8.29倍
  • PBR:0.69倍
  • ROE:8.04% (23年予想:8.29%)
  • EPS:161.84円 (23年予想:169.29円)
  • 配当金:44円(24年連続増配

上で紹介したユー・エス・エスよりも2年増配期間が長い銘柄です。

日本の連続増配年数は、1位の花王(32年)に次ぐ2位となっています。

配当性向としては「業績に連動した積極的な株主還元を実施致します。」と記載がありますが、売上、EPSともに右肩上がりであり、配当性向も30%に満たないことから、業績が悪化したとしてもすぐに減配とはならないと考えています。

8001 伊藤忠商事 配当利回り:3.38%

5大商社の1社です。

個人的に主力にしていきたい株の一つです。

僕がオススメしている投資本オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!でも紹介されている銘柄です。

伊藤忠商事の基本情報8/31時点
  • 業種:卸売業
  • 株価:3,843円
  • 時価総額:6兆907億円
  • 自己資本比率:34.6%
  • 営業利益率:4.74%(23年予想: - )
  • PER:8.07倍
  • PBR:1.24倍
  • ROE:19.53% (23年予想:15.43%)
  • EPS:552.86円 (23年予想:476.42円)
  • 配当金:130円(2010年:15円から8.7倍)

総合商社は圧倒的な収益力が魅力ですが、伊藤忠商事はそんな総合商社の中でも突出しています。

ROEという指標を三菱商事と比較してみます。
※ROE=株主から預かった金をどれだけ効率よく活用して稼げたのか測る指標(当期純利益÷自己資本)
 自己資本比率が高くなれば、ROEは減少します。
 自己資本比率が低くなれば、ROEは上昇します。

過去5年間の自己資本比率とROEを比較しました。

2社の自己資本比率は大差ありませんでしたが、2021年に両社の差が無くなり2022年には伊藤忠が自己資本比率で上回っています。

このことから、自己資本比率は変わりませんが、ROEはずっと伊藤忠の方が高く資金をうまく使えているのかと考えます。

三菱商事の売上は23年予想で17兆円に達する見込みで、稼ぐ力が凄まじいことに違いはありません。

コッジ
コッジ

三菱商事も主力にしたい銘柄の1つで、未だ1株しか購入できていません。

配当利回り4%に株価が下がったところで買おうと思っていますが、チャンスが訪れない状態。

利回りさえ4%以下になれば、伊藤忠同様に購入していきたいと思っています。

ちなみに僕の伊藤忠の購入基準は利回り3.4%以上です。

配当利回りは過去データを見ても、他の総合商社よりも低いですが、累進配当を掲げているため、今の長い目で見れば今の配当利回り3.4%付近で購入するのはアリだと判断しています。

8053 住友商事 配当利回り:4.58%

5大商社の1つです。

住友系の総合商社です。

住友商事の基本情報8/31時点
  • 業種:卸売業
  • 株価:1,965円
  • 時価総額:2兆4593億円
  • 自己資本比率:33.4%
  • 営業利益率:5.38%(23年予想: - )
  • PER:6.64倍
  • PBR:0.7倍
  • ROE:14.5% (23年予想:10.47%)
  • EPS:370.96円 (23年予想:295.95円)
  • 配当金:90円(2013年、2021年に減配)

三菱商事、伊藤忠商事、三井物産と比べ、ずっと利回りが高く推移していますが、業績を比較すると景気が悪くなるとしっかり業績も悪化、減配したりとめちゃくちゃ景気に敏感です。

購入した理由に関してですが、5大商社株を揃えたかったというのが本音の大部分を占めていますが、株主還元方針をチェックしてみると以下のようになっています。

DOE(株主資本配当率)3.5%~4.5%の範囲内で、連結配当性向30%を目安に、基礎的な収益力やキャッシュ・フローの状況等を勘案の上、年間の配当額を決定します。その上で、当期利益実績の30%に相当する部分が上記範囲を超過した場合には、当該超過部分に対する配当あるいは自己株式の取得を柔軟かつ機動的に実施します。

住友商事 株主還元方針より引用

めっちゃ簡単に要約すると、業績が良かったら、その分は配当や自社株買いで還元しますよということですね。

配当性向30%前後で、利回りも高いので、安定感に欠けるところはありますが、ポートフォリオ全体の利回りを上げてくれることに一役買ってくれると思っています。

8424 芙蓉総合リース 配当利回り:3.83%

リース業界の大手です。

リースとは長期間で商品や資材、設備といったものを貸し出すビジネスのことです。

芙蓉総合リースの基本情報8/31時点
  • 業種:その他金融業
  • 株価:8,240円
  • 時価総額:2495億7155万円
  • 自己資本比率:11.3%
  • 営業利益率:7%(23年予想:7.36%)
  • PER:6.86倍
  • PBR:0.74倍
  • ROE:10.18% (23年予想:10.79%)
  • EPS:1,130.5円 (23年予想:1201.23円)
  • 配当金:316円(2010年:58円から5.4倍)

売上、EPSは綺麗な右肩上がりで、配当金は毎年増配しており、配当性向も30%未満であることからかなり余力があります。

配当性向に関して、2026年には30%を目指していくと明示されています。

EPSが右肩上がりなことを考えると、配当性向30%の還元はとても楽しみです。

株の売却

株式投資を始めて1年4ヵ月経ち、始めて株を売却しました。

売却した株は以下です。

2022年8月に売却した株

2503 キリンホールディングス

キリンホールディングスは投資を始めて2~3か月くらいで購入しました。

全く業績や配当方針、決算など考えず、何となく買ってみたという記憶です。

自社株買いや増配傾向にあり、100株で株主優待もあります。

人気もあり、優良銘柄だとは思いますが、売上も近年とても緩やかですが下がっていて、EPSも安定感が無く10年間で2度赤字になっていることから、今後買い増ししたいと思うことができなかったため売却に至りました。

7956 ピジョン

個人的に今回の売却に至るまでに、株式投資について勉強する良いきっかけになった銘柄です。

ピジョンは無借金経営、営業利益率も10%を維持、ROEも10%超えを維持、自己資本比率70%超えと財務鉄壁の超優良企業です。

コッジ
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子供が生まれてから、ピジョン商品にはめっちゃお世話になりました。

育児用品ということもあり、安定して保有できるのではないかと考え購入しました。

そんなピジョンを売却した理由は以下2つです。

  • 売上、EPS、ROEが2018年をピークに下落傾向
  • 配当性向が2019年以降70%を超え、2021年には100%を超えている

売上、EPS、ROEは株式投資において非常に重要な指標です。

売上が増えなければ企業としての存続は危うく、EPS、ROEが下落傾向にあることで稼ぐ力が薄まりつつあると思っています。

僕の日本の個別株への投資理由としては、配当金が欲しいというものですが、配当金は企業の売上た利益から株主に還元されるものです。

稼ぐ力が薄まれば、株主に支払われる配当金も下げざるを得ず、配当性向100%を超えるということは企業の保有する貯金を切り崩して支払う、借金をして支払う、今後の設備投資、事業拡大する資金が無くなってしまうといった悪循環が生まれてしまいます。

このように考えるようになってから、ピジョン株を保有し続けることが不安になり、売却に至りました。

コッジ
コッジ

ピジョン株を購入しなければ、各種指標の重要性や過去の業績の確認の癖付け、株価の売却タイミングなど色々勉強するキッカケになりました。

失敗談記事として失敗した理由と、学んだことをまとめました。

日本株のポートフォリオ

新規で12銘柄の購入と2銘柄の売却でポートフォリオは多少ですが変化しました。

投資先一覧

投資先が増えて、表がかなり見づらくなってしまったので、今回から2つに分けます。

2022年8月ポートフォリオ1
2022年8月ポートフォリオ1
2022年8月ポートフォリオ2
2022年8月ポートフォリオ2

自分で作っておきながら見づらいですね。

61銘柄へ投資し、58社で含み益。3社で含み損となっています。

含み益ベスト1位は武田薬品工業、含み損ワースト1位はプラネットです。

武田薬品は2021年10月頃から株価が下がり、そのタイミングで買い増して行った結果、平均取得単価が下がり、株数も増やすことができました。

プラネットは初めて購入したのは1310円程度の価格だったと思います。

そこから徐々に株価が下がっているため、今も少しずつ買い増しています。

プラネットは財務優良で毎年増配傾向にあるため、もっと株価が下がってくれれば是非購入したいと思っています。

コロナ化に1000円程度まで下落していたので、そこまで株価が下がってくれれば配当利回りも4%程度まで上がるので購入ペースを上げたいです。

企業別の投資割合

2022年8月企業別投資割合のグラフ
2022年8月企業別投資割合のグラフ

めちゃくちゃカラフルな円グラフです(笑)

今まで1位だった武田薬品から、三井物産へと変わりました。

今月多く購入した伊藤忠商事も4.3%まで増えています。

業種別の投資割合

2022年8月業種別投資割合のグラフ
2022年8月業種別投資割合のグラフ

三井物産、伊藤忠商事を多く購入したため、卸売業の比率が18%へ増えました。

また今月の変化として、ピジョンを売却したため、その他製品の割合が一気に減りました。

配当金

年間受取予定の配当金は43,290円となりました。(前月比:+6,389円)

投資した金額に対する配当利回りは4.45%です。(前月比:ー0.13%)

購入した株の配当利回りが4%以下の株を多く購入したため、ポートフォリオ全体に対する利回りも下がりました。

ポートフォリオの利回りを4%以上を維持したいと考えているため、まだ余裕があります。

2022年8月企業別配当割合のグラフ
2022年8月企業別配当割合のグラフ

ピジョンを売却し、三井物産を買いましたので上位が入れ替わりました。

受け取った配当金

2022年8月に受け取った配当金は以下です。

  • 8095 アステナホールディングス 467円(税引後)

今までに受け取った配当金をグラフ化すると以下になります。

2022年8月時点までの月ごとの受取配当金
2022年8月時点までの月ごとの受取配当金
2022年8月年ごとの受取配当金
2022年までに受け取った配当金

2021年に対し4.8倍の配当金を受け取れるまでになりました。

見える化することで、モチベーションが上がりますね。

まとめ

8月は夏枯れ相場と言われることが多いため、株価下落も期待していましたが、僕の期待には届かずでした。

しかし、三井物産や伊藤忠といった狙っていた株を、自分が購入しても良い水準まで下げてくれたので良かったと思います。

今月購入した株が、来月含み損を抱えることになった場合は、コツコツナンピンして取得単価を下げ、株数を増やし受取配当金額を増やして行きたいですね。

これから高配当株投資を始めようと考えている人へのオススメ本

これから高配当株投資を始めようと思っている方はこちらの本がオススメです。

これ1冊で必要な知識、投資に対する考え方、企業の選び方がわかりやすく網羅されていますので、是非読んでみてください。(3時間くらいで読破できます。)

大事なところは、すでに赤線が引かれているので、読み返すときには重要なところが一目でわかります。

以上参考になれば幸いです。

それでは!

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